32週での早産になったお話②【入院~出産編】

妊娠出産

前回まで:37週までの約一か月の入院生活を覚悟

前回の記事では、突然の出血から「切迫早産」と診断され、即入院となったお話を書きました。

「37週まで、あと1ヶ月。1日でも長く、お腹の中で育てなくては」

そう自分に言い聞かせ、ベッドの上での安静生活が始まりました。それは痛みとの闘いでした。

「お弁当、学童、入学式……」頭をよぎる家族のこと

突然決定した入院。本来、子供との面会は禁止だったのですが、一瞬だけ病棟の入り口で長女と会わせてもらえました。家族と離れる寂しさと申し訳なさで胸が痛くなりました。

絶対安静を言い渡されていたので、ベッドの上でスマホをいじることしか出来ず。一通りの連絡や報告が済んだあとは、定期的に訪れる痛みと闘いながら、自分の今の状況について色々と検索をしてしまっていました。

深夜の「検索魔」。32週での出産は大丈夫?

入院したのは4人部屋。すでに赤ちゃんを産んでる人はおらず、切迫早産で絶対安静の方や重症悪阻と戦っている方との同部屋でした。

入院後、10分〜15分おきの痛みに耐えながら、静かな病室で、私は「検索魔」になっていました。入院時の血液検査の結果で、炎症反応が高値だったため、感染症をマスクしないようにと、お腹の張りや痛みを抑える薬が使えなかったのです。

  • 「32週 出産 障害」
  • 「32週 生存率」
  • 「子宮内感染 症状」

不安な言葉ばかりを検索しては、一人で怖くなり…。

ただただ痛みに耐えながら、「赤ちゃん、大丈夫かな」と祈るような夜でした。

突然の「38度の熱」と、帝王切開の宣告

19時頃、夕食後の検温で体温が38度を超えました。

「入院時の検査の結果、コロナでもインフルでもありませんでした。おそらく子宮内感染だと思います。」

その後、先生から告げられたのは「今夜、緊急帝王切開で赤ちゃんを出してあげる可能性が高いです」という言葉でした。同意書について看護師さんから説明され、サインをし、手術に向けて何度も採血をしました。

血管が細くなかなか血が取れず、その痛みと同時に、お腹の痛みもどんどん強くなっていました。「これ、もう陣痛な気がします。」と先生に伝えたその瞬間、バシャッ!と破水しました。

夫の到着を待たずに。30分のスピード出産

そこからは、まさに怒涛の展開でした。

帝王切開の準備を進めていたはずが、あれよあれよという間に陣痛が進み、23時過ぎには分娩台へ。

先生が夫に電話をしてくれましたが、夫が病院に駆けつけるよりも早く、わずか30分の自然分娩で次女が誕生しました。

32週、1780g。

小さな体で、一生懸命に声をあげてくれた娘。

その産声を聞いた瞬間、無事に産まれたこと、呼吸がすぐに出来ていることに、不安が少し和ら義ました。しかし同時に「本当に32週で産んでしまった。この子は大丈夫なのだろうか。」と次の不安に襲われました。

産後、娘はすぐにNICU(新生児集中治療室)へ運ばれ、私たちは離ればなれの入院生活を送ることになります。次回は、「搾乳に追われた入院生活編」です。

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